TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 首席補佐官による「トランプ大統領はアルコール依存症の性格」発言で、朝方は売られたが、その後は切り返した
速報・市況2025年12月17日

☆[概況/前引け] 首席補佐官による「トランプ大統領はアルコール依存症の性格」発言で、朝方は売られたが、その後は切り返した

前引けの日経平均は170円高の4万9,553円、TOPIXは1ポイント高の3,371ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は662、下落銘柄数は865。出来高は11億5,592万株、売買代金は2兆5,464億円。
ホワイトハウスのワイルズ首席補佐官が、トランプ大統領は「アルコール依存症の性格」で、敵と見なす人物に対して復讐心を抱くと評した。
政権内部からの批判が警戒され、日経平均は朝方305円安の4万9,077円まで売られたが、トランプ大統領が危険な人物という見方はさもありなんという見方から買いが入り、下げ幅を縮め、反発に転じた。
キオクシアが3日ぶりに反発し、アドバンテストは4日ぶりに反発。
ファナックや日立も高い。
住友鉱山とDOWAは大和証券によるレーティング引き上げで注目された。
欧州委員会は、2035年に内燃機関(エンジン)車の新車販売を原則禁じる目標を撤回する案を発表した。これを受けて、エンジン用ピストンリングのリケンNPR(6209)は買われた。
ロシアとウクライナの和平交渉への思惑で、NY原油先物は4日続落となり、東証ではコスモエネルギーなどの石油株が売られた。和平の関連して三菱重工など防衛関連も安い。

業種別上昇率上位は非鉄、保険、電機、鉄鋼、銀行で、下落率上位は水産農林、石油、陸運、精密、医薬品。(W)

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