TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 高寄り後伸び悩み。精密が買われ、大手海運はもみ合い
速報・市況2022年10月5日

☆[概況/前引け] 高寄り後伸び悩み。精密が買われ、大手海運はもみ合い

前引けの日経平均は93円高の2万7,085円、TOPIXは5ポイント高の1,912ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,068、下落銘柄数は684。出来高は6億1,084万株、売買代金は1兆4,439億円。
米国の8月の雇用動態調査で求人数が前月比10.0%減となったため、賃上げやインフレ圧力が後退し、FRBによる大幅利上げペースが鈍化すると期待された。米国株が大幅続伸となり、日経平均も高寄りしたがその後は伸び悩んだ。
SMBC日興証券ではFRBやECBはインフレ昂進に対して出遅れたため、景気減速データが増えても利上げの旗を簡単には降ろさないだろうと指摘している。
ソフトバンクグループと東京海上が買われ、HOYA(7741)やオリンパスといった精密が高い。
アークランズは村上世彰氏が関わる投資会社のシティインデックスイレブンスによる株式保有が判明し急騰した。
レーザーテックと東京エレクトロンは小幅安となり、大手海運株はもみ合いとなった。
エスプールは第3四半期決算を発表したが、通期計画未達懸念で大幅安となった。

業種別上昇率上位は精密、保険、繊維、非鉄、鉱業で、下落率上位は食品、陸運、医薬品、建設、電力ガス。(W)

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