前引けの日経平均は256円安の4万1,570円、TOPIXは18ポイント安の2,958ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は870、下落銘柄数は674。出来高は8億8,433万株、売買代金は2兆2,842億円。
日経平均は前日までの2日間で2,000円余り上昇したため、週末を控え、手仕舞い売りに押された。
1年前に高値を付けた時と比べて、金利上昇と円高が進行しているため、マイナス要因といった指摘も聞かれた。
信越化学は通期の営業減益予想で大幅安となった。
ルネサスエレクトロニクスは上期の業績悪化で売られた。
マツダは利益確保の売りで反落。
一方、ディスコは、複数の顧客から3D-NANDのハイブリッドボンディング向け装置の商談が入っていることが好感された。
マネーフォワードは米バリューアクト・キャプタルが約5.6%を保有していることが判明し急騰した。
FOOD&LIFE(3563)はJPモルガンが新規に「Overweight」と発表したことで買われた。
業種別下落率は化学、鉄鋼、輸送用機器、ゴム、保険で、上昇率上位は海運、倉庫運輸、紙パルプ、水産農林、鉱業。(W)