TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 1,029円高。米中の関税再延期を受け、最高値更新
速報・市況2025年8月12日

☆[概況/前引け] 1,029円高。米中の関税再延期を受け、最高値更新

前引けの日経平均は1,029円高の4万2,849円、TOPIXは43ポイント高の3,067ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,033、下落銘柄数は539。出来高は13億8,595万株、売買代金は3兆4,764億円。
米国と中国が11日、関税を巡る休戦をさらに90日間延長した。
世界経済の悪化懸念が後退し、日経平均は1,000円を超える上げ幅となり、昨年7月11日に記録した最高値(取引時間中は4万2,426円、終値では4万2,224円)を更新した。
サンリオが売買代金トップで大幅高。通期の営業利益と配当予想を上方修正した。
ソフトバンクグループは、台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループが米オハイオ州で保有していた電気自動車(EV)工場を買収した。データセンターに転用する可能性が注目された。
三井金属(5706)は第1四半期が大幅減益だったが、通期の営業利益予想を上方修正(減益幅縮小予想)が好感され急騰した。
アンビスは、特別調査委員会から不正請求の実態がないことが報告され、ストップ高買い気配。
一方、任天堂とNECが売られた。

業種別上昇率上位は鉱業、銀行、情報通信、非鉄、証券で、下落はその他製品、水産農林、陸運。(W)

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