前引けの日経平均は1,030円高の5万1,249円、TOPIXは2ポイント高の3,287ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は298、下落銘柄数は1,279。出来高は11億9,102万株、売買代金は3兆7,743億円。
日経平均は5万1,000円に乗せた。
アドバンテスト(6857)が通期の営業利益予想を3,000億円(前期比31.5%増)→3,740億円(同63.9%増)に上方修正し、アナリスト予想平均の3,283億円(同44%増)を上回った。
加えて、発行済み株式総数の2.5%に当たる1,800万株を上限とする自社株買いも発表した。
アドバンテストが3,675円高の2万1,795円と急騰し、日経平均への上昇寄与度は989円となった。
その他、きんでんとトーエネックが好決算で買われ、ストップ高となり、業績予想を上方修正した高砂熱学も大幅高となったため、関電工やユアテックなど他の電気工事各社も連想で買われた。
日経平均は値を飛ばしたが、TOPIXは小動きだった。
紙パルプや不動産、医薬品や保険が安い。
製紙会社の北越コーポは売り上げ減少と円安が響き、業績予想を下方修正したため大幅安。
ニデックが続落となり、リクルートやダイキンが売られた。
オープンドアやメドレーは年初来安値。
業種別上昇率上位は非鉄、電機、建設、ガラス土石、銀行で、下落率上位は紙パルプ、不動産、医薬品、空運、サービス。(W)
