前引けの日経平均は197円高の3万2,665円、TOPIXは8ポイント高の2.368ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,205、下落銘柄数は565。出来高は7億2,702万株、売買代金は1兆7,731億円。
米国株続伸を受けて、日経平均は朝方、281円高(3万2,749円)となった後に、日本の長期金利が0.720%(0.015%上昇)となったことを受けて伸び悩んだが、11時以降は再び上値志向となった。
大和証券では、植田総裁は硬直的な金融政策からの脱却を狙っているとみられ、「春闘」に縛られたくないということだろうと推測している。
しかし、日本の個人消費は弱含んでおり、マクロ経済を分析しているエコノミストほど、マイナス金利解除のハードルは高いと考えているのではないかと解説している。
ソフトバンクGは、傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングスのIPOについて、募集に対して10倍の申し込みがあったと報じられたことが材料視された。
武田薬品(4502)は乾癬(かんせん)性関節炎治療薬として開発中のTYK2阻害剤「TAK-279」の臨床第2b相試験で主要評価項目を達成したと発表したことで買われた。
その他、ウクラナナ復興関連として楽天が上昇。
中古車販売のネクステージは社員の評価制度を見直し、インセンティブを廃止するため、社員の士気が下がるという見方からストップ安となった。
米P&Wの航空機エンジンで高圧タービン用の粉末金属部品において耐久性が想定を下回る可能性があるため、納入済みのエンジンと部品の検査と交換作業を行うが、それが膨らむ見通しで、開発に参画したIHIは費用負担が警戒され大幅安となった。
業種別上昇率上位は医薬品、輸送用機器、繊維、ゴム、情報通信で、下落率上位は鉄鋼、保険、卸売、銀行、機械。(W)
