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速報・市況2025年11月18日

☆[概況/前引け] 19日のエヌビディアの決算発表を控え、リスクオフ姿勢

前引けの日経平均は891円安の4万9,432円、TOPIXは49ポイント安の3,297ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は332、下落銘柄数は1,212。出来高は10億892万株、売買代金は2兆7,976億円。
日経平均は一時1,216円安の4万9,107円となった。
11月19日に米エヌビディアは8~10月期(第3四半期)決算を発表する。
好決算であってもアナリスト予想を大きく上回らないとサプライズに乏しいという見方から下落し、他のAI関連に悪影響を及ぼすのではないかという懸念から、リスクオフ姿勢となった。
エヌビディアの決算発表では次世代GPU「ブラックウエル」の販売ペースが加速しているかどうか、中国への輸出再開の許可は得ているものの、販売開始を示唆するコメントがあるかどうかも注目されている。

ソフトバンクグループやフジクラ、KOKUSAI ELECTRIC、東京応化工業が売られ、三井海洋開発や三井E&S、川崎重工も安い。
一方、第一稀元素化学(4082)やニチコンが買われた。
富士電機は大和証券によるレーティング引き上げで高い。
11月14日に業績予想の上方修正と株主優待制度の新設を発表したオーケストラHDは2日連続ストップ高の公算。

業種別下落率上位は非鉄、情報通信、電機、機械、石油で、上昇は陸運。(W)

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