前引けの日経平均は63円高の3万9,533円、TOPIXは1ポイント安の2,745ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は828、下落銘柄数は752。出来高は8億1,246万株、売買代金は1兆7,144億円。
日経平均は小幅は反発にとどまった。
今週18日から19日に開催される日銀金融政策決定会合について、モルガン・スタンレーMUFG証券は、現状維持を予想し、1月会合での利上げ予想を維持している。
今回の12月会合後の植田総裁の記者会見は「ホーキッシュ・ホールド(タカ派的な現状維持)」との印象を与える可能性が高いと想定。
ディスコやフジクラやソシオネクストが買われ、テスラ関連のパナソニックも高い。
神戸物産は好決算と中期経営計画の目標を増額したことで上昇した。
丹青社は業績予想と配当予想を上方修正し大幅高。
一方、東京海上は売られた。
オリエンタルランド(4661)は近年の値上げでゲスト離れが発生している可能性もあるという見方から、株価は調整が継続。
業種別上昇率上位は繊維、ゴム、金属、機械、建設で、下落率上位は石油、陸運、空運、保険、精密。(W)