前引けの日経平均は387円高の3万7,834円、TOPIXは20ポイント高の2,791ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,232、下落銘柄数は344。出来高は7億4,786万株、売買代金は1兆9,140億円。
米国で4月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が739万件となり、前月(720万件)から減少するとの市場予想に反して増加したため、米国株は続伸となった。
米国株高を受けて日経平均は反発し、200日移動平均線(3万7,832円)の水準まで戻した。
サンリオが反発し、任天堂が高い。
トヨタは自己株TOBで上昇した。
古河電工(5801)が買われたが、大和証券は電線セクターにおける選好順位を4位→1位に引き上げた。データセンタ需要捕捉への期待が高まった他、中長期的なPERの割安感等を評価した。
TOKYO BASEは5月既存店売上高が好感された。
豊田自動織機はディスカウントTOBが失望され大幅安。
クレハは立会外自社株買いを実施したが、市場取得ではないため大幅安となった。
業種別上昇率上位はその他製品、紙パルプ、精密、証券、石油で、下落はゴム、金属、陸運。(W)