TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 23,500円の水準では上値が重い。電機や鉄鋼、非鉄が上昇
速報・市況2019年11月26日

☆[概況/前引け] 23,500円の水準では上値が重い。電機や鉄鋼、非鉄が上昇

前引けの日経平均は23,431.74円の138.93円高、TOPIXは1,710.81ポイントの7.85ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,226、値下がり銘柄数は799。出来高は5億7,601万株、売買代金は1兆476億円。
中国が知的財産権侵害に対する罰則強化を発表したことで、米中協議の進展期待から米国株に続き、東京株式市場も買われたが、日経平均は23,500円の水準では上値が重たかった。
5G関連の村田製作所やTDKが続伸となり、レーザーテック(6920)は1対2の株式分割が好感された。その他、景気敏感セクターの鉄鋼株と非鉄株も買われた。
日立化成は日立が昭和電工と売却交渉をしており、買収額が9千億円規模の可能性もと報じられ急騰したが、昭和電工は資金負担の重さが警戒され売られた。
大幸薬品が高いが、例年よりもインフルエンザの流行シーズンが早いため、除菌製品の「クレベリン」の売上拡大に期待した岩井コスモ証券が目標株価を引き上げた。
一方、ソフトバンクグループはもみ合いとなった。
公募増資を発表したエア・ウォーターと株式売出の山田コンサルは下落率上位に並んだ。
業種別上昇率上位は電機、鉄鋼、非鉄、保険、海運で、下落率上位は空運、食品、鉱業、ノンバンク、建設。

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