前引けの日経平均は322円高の4万4,694円、TOPIXは14ポイント高の3,161ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は971、下落銘柄数は567。出来高は12億4,875万株、売買代金は3兆2,142億円。
日経平均は取引開始早々に4万4,888円(515円高)を付けた後は上げ幅を縮めたが、4万4,600円を下回る場面も定着はしていない。
キオクシアHD(285A)は大幅高が継続。モルガン・スタンレーMUFG証券は10日にAI向けNAND需要拡大を考慮し、目標株価を引き上げた。
KOKUSAI ELECTRICが大幅高。
アンリツはゴールドマン・サックス証券が投資判断を新規に「買い」と発表したことで高い。
一方、ディスコとSCREEN、レーザーテックは利食い売りで安い。
調剤薬局のアインHDは業績上方修正で大幅高。
三菱地所やレオパレスが高い。
半面、ダイキン工業は下落。
キリンやライフドリンクなどの食品株と富士急や京成、マツキヨココカラなどインバウンド関連の一角が安い。
業種別上昇率上位はゴム、不動産、電機、非鉄、精密で、下落率上位は食品、鉱業、陸運、紙パルプ、電力ガス。(W)