前引けの日経平均は351円安の2万8,271円、TOPIXは27ポイント安の2,043ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は187、下落銘柄数は1,601。出来高は9億2,706万株、売買代金は2兆3,910億円。
9日の米国で増資と有価証券の売却に伴う損失を表明したSVBファイナンシャルや、暗号資産関連のシルバーゲート・キャピタルが急落し、他の金融株も売られたため、主要3指数も大幅安となった。
米国株安を受けて、日経平均も調整した。日銀金融政策決定会合の結果待ちで買いが入りにくかったことも影響した。
なお、前引け後に発表された日銀金融政策決定会合は、金融政策の現状維持を決めた。
メガバンクやレーザーテック、ソフトバンクグループ、ソニーグループが売られ、セブン&アイも反落した。
メルカリ(4385)は子会社のメルコインが暗号資産交換業を9日から開始したが、米国のシルバーゲート・キャピタルが暗号資産業界の苦境を受け経営難に陥り、銀行業務を縮小し、適用される規制プロセスに従い秩序ある方法で任意清算する計画を明らかにしたため、メリカリも売られた。
一方、海運株には買いが入り、大規模な自社株買いを発表した大日本印刷が買われ、凸版印刷にも連想買いが入った。
業種別下落率上位は銀行、小売、証券、不動産、サービスで、上昇は海運、紙パルプ、ゴム。(W)
