TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 4万円割れ。正月休みが長いためヘッジ売りか
速報・市況2024年12月30日

☆[概況/前引け] 4万円割れ。正月休みが長いためヘッジ売りか

前引けの日経平均は301円安の3万9,979円、TOPIXは11ポイント安の2,789ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は765、下落銘柄数は801。出来高は7億5,830万株、売買代金は1兆6,176億円。
日経平均は一時346円安の3万9,935円となった。
日本の新年の取引開始は1月6日からだが、米国は12月31日と1月2日も取引があるため、米国株が下落した場合に備えて、ヘッジ売りが出ている模様。
アドバンテストやIHI、フジクラ、日産が売られた。
アダストリア(2685)は第3四半期(9~11月期)の営業利益が前年同期比19%減だったことで大幅安となった。10月の残暑で苦戦したことが響いた。
一方、ニデックからTOBが発表された牧野フライスはストップ高買い気配。
今年の高値からの下落率が大きかった野村マイクロは、リバーサル期待による大幅高が継続。
イビデンは日産とホンダが経営統合した場合、日経平均への補充期待が寄せられている。
イスラエスが12月26日に「フーシ派」支配の国際空港を空爆したため、フーシ派が弱体化すれば、紅海を航行する船舶への攻撃が減ろという期待で海運株が買われた。

業種別下落率上位は非鉄、サービス、電機、機械、輸送用機器で、上昇率上位は海運、鉄鋼、水産農林、鉱業、銀行。(W)

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