TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 4万9000円を上回ると上値抑制
速報・市況2025年11月25日

☆[概況/前引け] 4万9000円を上回ると上値抑制

前引けの日経平均は189円高の4万8,815円、TOPIXは0.1ポイント安の3,297ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は833、下落銘柄数は710。出来高は11億9,786万株、売買代金は2兆9,618億円。
米国株高を受けて、日経平均は反発したが4万9,000円を上回ると上値抑制
エヌビディアの反発を受けて、アドバンテストなどが高い。
住友電工などの電線株は、野村証券が「中期的にデータセンタ向けの光関連製品の需要拡大が一段と進む可能性が高まっている」と解説したことが影響した。
トランプ米大統領がウクライナに和平案を示したことを受けて、ウクライナの復興関連として日本板硝子(5202)が買われた。グループ会社の英ピルキントンが9月にウクライナの現地企業に対して、工場建設に向けた技術支援契約を結んでいる。
デンマークのノボノルディスクがアルツハイマー病治療薬の臨床試験で、認知症の進行抑制に効果が得られなかったと発表したため、競合薬の後退からエーザイは買われた。
一方、ソフトバンクグループは下落。米グーグルのAI基盤「ジェミニ3」の評価が高いため、オープンAIのChatGPTは劣勢になるという見方から、オープンAIに出資しているソフトバンクグループは売られた。
三井金属が売られ、東電が安い。

業種別上昇率上位は非鉄、紙パルプ、電力ガス、医薬品、ガラス土石で、下落率上位は情報通信、保険、空運、その他製品、食品。(W)

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