TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 4日続落。半導体関連とサービスが売られ、海運は大学ファンドの買い思惑
速報・市況2022年11月30日

☆[概況/前引け] 4日続落。半導体関連とサービスが売られ、海運は大学ファンドの買い思惑

前引けの日経平均は169円安の2万7,858円、TOPIXは11ポイント安の1,981ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は550、下落銘柄数は1,194。出来高は5億4,540万株、売買代金は1兆3,804億円。
日経平均は4日続落。世界半導体市場統計(WSTS)が発表した市場予測で、2023年は2019年以来、4年ぶりのマイナス成長の見通しを示したため、レーザーテックやディスコ、HOYA、ルネサスエレク、ソシオネクストが売られた。
その他、ソニーグループやキーエンス、SMCが安い。
リクルートや楽天、パーソルなどが属するサービス株も下落した。
一方、エーザイは反発し、日本郵船や商船三井、川崎汽船は高配当銘柄のためのインカムゲインを狙った大学ファンドからの買いが入っているという解説も聞かれた。
恵和は株式分割を発表したことが好感された。
大同特殊鋼(5471)は、オーダーメードで作る鍛造品の「特注仕様」が顧客から得られる利幅が大きく、今期は15年ぶりの最高益を見込むと報じられたため、1月13日に付けた年初来高値を更新した。

業種別下落率上位は精密、電機、サービス、情報通信、機械で、上昇率上位は海運、鉄鋼、保険、繊維、医薬品。(W)

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