TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 415円高。ソフトバンクGやキオクシアが高い
速報・市況2025年10月16日

☆[概況/前引け] 415円高。ソフトバンクGやキオクシアが高い

前引けの日経平均は415円高の4万8,088円、TOPIXは15ポイント高の3,199ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は812、下落銘柄数は721。出来高は10億5,423万株、売買代金は2兆6,788億円。
自民党と維新の会が連立を視野に政策協議を詰めることになった。
維新は副首都構想と社会保障改革を重要政策として掲げており、自民党はこれを受け入れる可能性が高い。
ソフトバンクグループ(9984)はクレディ・スイスに勝訴したことで高い。
ソフトバンクグループは2021年3月に破綻したグリーンシルに対し、傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を通じて出資していた。
クレディ・スイスは、傘下ファンドが2020年に英金融会社グリーンシル・キャピタルから購入した債券を巡り、ソフトバンクグループの関与によって4億4000万ドルの損失を被ったと主張していたが、英高等法院は15日、クレディ・スイスの訴えを棄却した。
キオクシアはMSCI指数への採用予想で買われた。
ルネサスエレクトロニクスはエヌビディアが進めるAIデータセンタ―向けの給電システム開発に参加することが材料視された。
サイゼリヤは今期の営業利益計画が好感され大幅高。
高市関連銘柄の三菱重工や維新の副首都関連の淺沼組や阪急阪神HDも高い。
一方、東宝は通期予想がアナリスト予想に届かず売られた。
ベイカレントは第2四半期(6~8月)がアナリスト予想を下回ったことで安い。

業種別上昇率上位は情報通信、精密、電力ガス、輸送用機器、不動産で、下落率上位はその他製品、サービス、倉庫運輸、保険、小売。(W)

関連記事