前引けの日経平均は551円安の3万7,414円、TOPIXは27ポイント安の2,773ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は489、下落銘柄数は1,060。出来高は8億611万株、売買代金は1兆8,510億円。
トランプ大統領が5月30日にSNSに「中国は米国との合意に完全に違反」と投稿したことを受けて、6月2日の日経平均は下落した。
アドバンテストやトヨタ、ソフトバンクグループ、キーエンス、DeNAが売られた。
ラックランドやメニコンが安値更新。
一方、サンリオが買われた。
富士通(6702)は5月30日にスモールミーティングで時田CEO(最高経営責任者)が、防衛事業の開示はこれまでいろいろな配慮の下に消極的であったが、安全保障に対する市場の向き合い方が変化してきた中で、今後は従来よりも開示できるように検討したいと述べたことが好感された。

業種別下落率上位はゴム、精密、輸送用機器、海運、電機で、上昇は建設、倉庫運輸、紙パルプ。（W)