前引けの日経平均は643円安の4万8,664円、TOPIXは15ポイント安の3,250ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,056、下落銘柄数は484。出来高は10億2,881万株、売買代金は2兆4,975億円。
米国でネットフリックスやテキサスインスツルメンツの決算がアナリスト予想を下回り、売られた。来週は米国でハイテク企業の決算発表が多いため、それらへの警戒感も抱かれた。
米国ハイテク株安を受けて、ソフトバンクグループが売られ、ディスコや東京エレクトロン、イビデンやSUMCOといった半導体関連が安い。
その他、鈴木農相がコメ増産に慎重姿勢と報じられ、井関農機(6310)が売られた。
一方、造船業界が生産能力を高めるというニュースは好感され、川崎重工や三井E&S、住友重機が買われた。
栗田工業はシティグループによる投資判断引き上げで物色された。
業種別下落率上位は電機、サービス、証券、機械、ノンバンクで、上昇率上位は水産農林、紙パルプ、不動産、鉱業、石油。(W)