前引けの日経平均は696円安の3万7,008円、TOPIXは34ポイント安の2,716ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は426、下落銘柄数は1,158。出来高は9億3,212万株、売買代金は2兆3,338億円。
米再就職支援会社チャレンジャー・グレイ&クリスマス社の調査によると米国の人員削減公表数は2月に17万2,017人と、1月の4万9,795人から急増した。
今晩発表される2月の雇用統計が警戒され、日経平均は一時847円安の3万6,857円となった。
三菱重工は続伸だが、川崎重工とIHIは反落。
ゲーム関連の任天堂とソニーグループが売られ、AI関連のソフトバンクグループとPKSHAも安い。
医薬品に対する関税警戒で中外製薬が下落した。
一方、ディスコは4日ぶりに反発し、DMG森精機は4日続伸。
新日本科学は野村証券によるレーティング「Neutral」→「Buy」への引き上げが好感された。
日本酸素HD(4091)は欧州関連として上昇した。
業種別下落率上位はその他製品、精密、電機、不動産、医薬品で、上昇率上位は石油、鉄鋼、ゴム、鉱業、空運。(W)