前引けの日経平均は22,892.75円の81.38円安、TOPIXは1,663.10ポイントの0.42ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は841、値下がり銘柄数は1,204。出来高は6億1,709万株、売買代金は1兆1,274億円。
米国株反落を受けて、日経平均は8日振りに反落したが、22,900円前後の水準では下値抵抗を見せた。
東京エレクトロンや安川電機が安く、NECは決算説明会で製造業からの受注に一部減速感があると言及したことで下落した。
日本電気硝子は減益決算が響き、大同特殊鋼はみずほ証券が投資判断を「アンダーパフォーム」に引き下げたことで売られた。
一方、富士通は通期営業利益予想を上方修正したことで買われた。
ケーヒンと日信工業(7230)、ショーワは日立オートモティブシステムズとの4社合併検討で急騰した。
不動テトラは業績上方修正で大幅高となった。
その他、大日本住友製薬やカルビーなどディフェンシブ株が高い。
業種別下落率上位は鉄鋼、石油、ガラス土石、非鉄、海運で、上昇率上位は精密、医薬品、証券、食品、水産農林。