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速報・市況2025年9月10日

☆[概況/前引け] AI関連が買われ、関電も高い。銀行が反発

前引けの日経平均は225円高の4万3,684円、TOPIXは11ポイント高の3,133ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は932、下落銘柄数は606。出来高は9億6,605万株、売買代金は2兆1,101億円。
日経平均は反発。
エヌビディアが来年末までに新しいAIチップ「ルービンCPX」を発売すると発表した。
動画やソフトウエアの作成といった複雑な機能を処理するように設計されており、これらの新システムに1億ドルを投資することで、50億ドルのトークン収入を生み出すことにつながると利点を説明した。
AI投資の増大期待から、東証ではソフトバンクグループやデータセンタ―関連のフジクラや古河電工が買われ、AIサーバー向け半導体パッケージ基板のイビデンも高い。
武蔵精密が大幅高。AIサーバーの消費電力削減のための「電力ピークカット」で使用されるハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)を子会社の武蔵エナジーソリューションズが手掛けていることからAI関連への物色が波及した。
関西電力(9503)は、英フィナンシャルタイムズが米投資ファンドのエリオット・マネジメントによる保有を報じたことで買われた。
三菱UFJなど銀行株が反発。BNPパリバ証券では次回の利上げは12月に後ずれだが来春以降は四半期に一度の利上げへと予想している。
トヨタや川崎重工、リクルートが安い。

業種別上昇率上位は非鉄、電力ガス、情報通信、銀行、鉱業で、下落率上位は輸送用機器、繊維、鉄鋼、機械、医薬品。(W)

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