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速報・市況2020年7月7日

☆[概況/前引け] ETFの分配金捻出の売りが警戒され10時以降下げ幅を拡大

前引けの日経平均は22,587.73円の126.71円安、TOPIXは1,569.54ポイントの7.61ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は596、値下がり銘柄数は1,509。出来高は5億7,123万株、売買代金は1兆1,006億円。
日経平均は10時頃まで前日終値近辺で推移していたが、10時以降に下げ幅を拡大した。
8日と10日が主なETF(上場投信)の分配金基準日のため、分配金捻出のための換金売りが現物と先物の合計で7千億円超で出てくると推計されていることが影響している様子。
ファーストリテイリングやソニー、三菱UFJFGが売られ、昨日中国関連として買われた日産自動車と日本製鉄も反落した。
中外製薬とキッセイ薬品が下落し、JR東日本とJR西日本が軟調だった。
一方、ソフトバンクグループは高値を保ち、レーザーテックとアドバンテストが堅調。
マニー(7730)は第3四半期累計決算が2桁減益だったが、通期予想に迫ったことで買われた。
業種別上昇率上位は鉄鋼、医薬品、銀行、電力ガス、鉱業で、上昇率上位は精密、その他製品、サービス、情報通信、電機。

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