前引けの日経平均は196円高の3万9,001円、TOPIXは39ポイント高の2,779ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,457、下落銘柄数は166。出来高は7億2,500万株、売買代金は1兆8,765億円。
日経平均は続伸し、3万9,000円の水準に戻した。
FRBは2023年3月のシリコンバレー銀行破綻などをきっかけに、銀行の規制強化を検討してきたが、2023年7月の資本の引き上げ16%程度の案から、今回は5%程度に縮小されると報じられた。
銀行の負担軽減が好感され、今晩の米国株式市場で銀行株が買われると期待された。
東証でもメガバンクが高い。
保険や証券も上昇。
その他、イスラエル軍のハレビ参謀総長が、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファを視察し、ラファを拠点とするイスラム組織ハマスの部隊に関し「解体したと言える段階に近づいている」との認識を表明した。
中東情勢に対する不安心理が後退したことも日経平均の上昇に寄与した模様。
トヨタはマッコリー証券が投資判断を引き上げた。欧州におけるEV普及率の見通しを引き上げたことなどが背景。
IHI(7013)はSAF(持続可能な航空燃料)原料合成技術の開発に向け、シンガポール政府系の化学・エネルギー環境持続可能性研究所に小型試験装置を設置すると発表したことで買われた。
一方、ティックトック」を運営する中国のバイトダンスが、米ブロードコムと人工知能(AI)向け半導体プロセッサーの開発に取り組んでいると報じられ、エヌビディアが売られた影響で、ディスコとレーザーテックは売られたが、アドバンテストは下げ渋った。
業種別上昇率上位は銀行、保険、証券、輸送用機器、鉱業で、下落は紙パルプ。(W)
