TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] TIとテスラが時間外取引で買われ、日経平均は800円近い上げ幅
速報・市況2024年4月24日

☆[概況/前引け] TIとテスラが時間外取引で買われ、日経平均は800円近い上げ幅

前引けの日経平均は777円高の3万8,329円、TOPIXは36ポイント高の2,702ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,112、下落銘柄数は488。出来高は8億8,112万株、売買代金は2兆2,856億円。
米半導体大手テキサス・インスツルメンツが、アナリスト予想を上回る第2四半期の売上高見通しを示したため、時間外取引で買われた。
電気自動車のテスラは「新型モデル」を計画より前倒しして2025年の早い時期に投入すると発表したことで時間外取引で上昇した。
これらを受けて、今晩も米国株高が継続するという見方から、日経平均は800円近い上げ幅となった。
東京エレクトロンやディスコ、ルネサスエレクトロニクスが買われ、野村マイクロは業績上方修正と大幅増配を発表し、急騰した。
ニコンは英投資ファンドのシルチェスターが5.02%保有していたことが判明し、保有目的に増配、自社株買い、金庫株の消却を要求することがあると記載していたことから、大幅高となった。
コメリ(8218)は自社株買いの発表と、配当に関する株主提案を受け取ったことで買われた。
一方、ニデックは売られた。今期の売上高計画について、野村証券ではStellantisとのEVモータJVが新たに連結になることを考慮すると売上予想がやや低い印象と述べた。
アーレスティは最終赤字予想に加えて、配当予想を減額したため大幅安となった。

業種別上昇率上位は精密、電機、機械、輸送用機器、卸売で、下落率上位は電力ガス、空運、陸運、鉄鋼、非鉄。(W)

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