TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] TOPIXは下値抵抗。神戸物産やDMG森精機が売られ、日立とノンバンクは高い
速報・市況2024年3月19日

☆[概況/前引け] TOPIXは下値抵抗。神戸物産やDMG森精機が売られ、日立とノンバンクは高い

前引けの日経平均は144円安の3万9,596円、TOPIXは6ポイント高の2,728ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は884、下落銘柄数は705。出来高は8億1,180万株、売買代金は2兆1,277億円。
前日の急騰の反動と日銀金融政策決定会合の結果待ちで日経平均は反落したが、TOPIXは下値抵抗を見せた。
東京電力は原発再稼働が実現したとしても、23兆円に達する福島第一原発関連の債務返却が最優先で、株主還元のための利益創出が難しいとみずほ証券が指摘し、昨日は大幅反落となり、本日も続落となった。
三井E&Sが反落し、神戸物産は値上げによる押し上げ効果に一巡感が出てきたことや円安進行で調達コストが高まっていることが警戒され売られた。
DMG森精機(6141)はユーロ円CBで繰り上げ償還権利が発生したと発表したため、CBの株式転換後の売却がマイナス視された。
アドバンテストは反落したが、レーザーテックは切り返し、日立はエヌビディアと協業し生成AIによるDXを加速すると発表したことで買われた。
さくらインターネットは好調を保ち、熊谷組は香港のオアシス・マネジメントによる買い増しで注目された。
クレディセゾンなどのノンバンクが高い。

業種別上昇率上位は鉱業、ノンバンク、石油、不動産、鉄鋼で、下落率上位は精密、医薬品、ガラス土石、サービス、水産農林。(W)

関連記事