TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] アドバンテストと電力が買われ、ニコンはストップ高
速報・市況2025年8月27日

☆[概況/大引け] アドバンテストと電力が買われ、ニコンはストップ高

大引けの日経平均は125円高の4万2,520円、TOPIXは2ポイント安の3,069ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は741、下落銘柄数は794。出来高は18億5,463万株、売買代金は4兆1,890億円。
米エヌビディアの決算に期待しアドバンテストが買われた。
エヌビディアに高成長をもたらしているのは、新設が相次ぐAIデータセンターからのGPU(画像処理半導体)への需要なので、データセンターの増大による電力消費拡大で恩恵を受ける東電などの電力株にも物色が波及した。
関西電力と九州電力は野村証券が目標株価を引き上げた。関西電力は原発稼働7基体制による価格競争力の高さを背景に、エリア内外の需要を獲得すると予想し、九州電力も原発4基体制による価格競争力のある電源を活用した電力販売の展開はエリア外で活きると期待感を示した。
ニコン(7731)は「レイバン」の仏エシロールから出資比率引き上げ提案報道でストップ高。
マネックスはステーブルコインの発行検討で大幅反発。
米イーライリリーが開発中の肥満症治療薬の臨床試験が良好で、この薬を創製した中外製薬もロイヤルティ収入への期待で買われた。
一方、サンリオや任天堂、川崎重工、IHI、リクルートは売られた。(W)

業種別上昇率上位は電力ガス、空運、非鉄、陸運、水産農林で、下落率上位は保険、その他製品、ゴム、サービス、銀行。(W)

関連記事