TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] ウィズコロナ下で景気回復の足取りが重たく、安倍首相の健康問題も警戒されたため薄商い。巣ごもり需要の任天堂と神戸物産は高い
速報・市況2020年8月24日

☆[概況/大引け] ウィズコロナ下で景気回復の足取りが重たく、安倍首相の健康問題も警戒されたため薄商い。巣ごもり需要の任天堂と神戸物産は高い

大引けの日経平均は22,985.51円の65.21円高、TOPIXは1,607.13ポイントの3.07ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は999、値下がり銘柄数は1,070。出来高は7億7,614万株、売買代金は1兆5,397億円。
先週末の米国市場ではS&P500とナスダックは最高値を更新したが、11月の大統領・議会選挙モードに投入しているため、幅広い支持者を取り込もうとする施策が相場を盛り上げている面もある。
それに対して、日本はウィズコロナ下での景気回復の足取りが重たく、安倍首相の健康問題も警戒されたため、薄商いが続き、日経平均は23,000円手前での推移となった。
ただ、巣ごもり需要で恩恵を受けている任天堂(7974)と神戸物産は高く、自治体向け業務改善アプリに強みを持つチェンジは8日続伸となった。
日本ペイントはウットラムとの相乗効果への期待で続伸。
一方、アンリツとキヤノンは売られ、中国への鋼材輸出再開で先週末に買われた東京製鉄は買いが続かず反落した。
業界統計で都心5区の空室率が5カ月連続で上昇したため住友不動産は売られた。
アイ・エス・ビーは公募増資発表で急落した。
業種別上昇率上位はその他製品、機械、小売、金属、化学で、下落率上位はゴム、海運、非鉄、空運、鉄鋼。

関連記事