大引けの日経平均は11円安の6万9,030円、TOPIXは13ポイント高の4,104ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,195、下落銘柄数は331。出来高は22億9,519万株、売買代金は7兆8,454億円。
米オープンAIの年換算売上高が9月末にロイターでは約700億ドルに迫っていると報じたが、10月8日のフィナンシャルタイムズはオープンAIは投資家に対して、9月末時点の年換算売上高が500億ドルに近づいていると説明したと伝えた。
200億ドル下方修正されたため、9日の東証ではソフトバンクグループやキオクシアHD、村田製作所、イビデンなどが売られた。
日経平均は序盤に一時892円安の6万8,150円となった。
だが、後場は下げ幅を縮め、終盤に小幅高となった場面もあった。
売上高見通しが減ったのは集計方法の違いが理由で、実際に鈍化したのではない。
競合のアンソロピックは、アマゾン・ウェブ・サービスやグーグル・クラウドといったクラウド企業を通じた販売の売上高を含めているが、オープンAIは含めていない。
そこで、オープンAIの投資家が両社を比較するため、7月時点の年換算売上高を約400億ドルと計算したが、オープンAIはその後、出資者に対して年換算売上高が7月以降に70%超増加したと説明したため、9月末に約700億ドルに迫るという報道に結び着いた。
実際に200億ドル下方修正された訳ではないことから、アドバンテストや東京エレクトロンなどに買いが入り、後場の日経平均は下げ幅を縮め、小幅高となった場面もあった。
ローツェは上期好決算でストップ高。
JCRファーマ(4552)はみずほ証券が投資判断を「中立」→「買い」に引き上げたため大幅高となった。
提携による契約金収入により業績が左右される傾向があったが、導入したDMD治療薬Givinostatにより安定収益化がみられると判断したことが理由。
ファーストリテイリングは好決算だったが、サプライズは限定的という見方から株価は下落した。
業種別上昇率上位は海運、その他製品、サービス、食品、電力ガスで、下落率上位は銀行、非鉄、小売、ガラス土石、医薬品。(W)
