大引けの日経平均は641円高の4万2,580円、TOPIXは31ポイント高の3,080ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,126、下落銘柄数は437。出来高は18億7,689万株、売買代金は4兆3,217億円。
米連邦地裁がグーグルに対して、司法省が要求する事業売却は退けたが、独占是正のため検索サービスで得たデータは他社と共有するよう命じた。
勝者はAIという見方から、AI関連のソフトバンクグループ(9984)とデータセンター関連のフジクラのほか、アドバンテストと東電も買われた。
30年国債の入札が無難だったことを受けて、後場の日経平均はさらに上げ幅を拡大した。
国債の含み損拡大への懸念が後退し銀行株と保険株が買われた。
下水道関連の日本ヒュームは人気が継続。
一方、ニデックは不適切な会計処理の疑いで第3者委員会を設置した。有価証券報告書は9月26日までに提出困難という見方からストップ安となった。
業種別上昇率上位は銀行、非鉄、保険、情報通信、鉄鋼で、下落は鉱業、ゴム、繊維、化学、金属。(W)