TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] トランプ政権が対中関税引き上げ検討報道を好感
速報・市況2025年5月9日

☆[概況/大引け] トランプ政権が対中関税引き上げ検討報道を好感

大引けの日経平均は574円高の3万7,503円、TOPIXは34ポイント高の2,733ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,282、下落銘柄数は312。出来高は26億4,904万株、売買代金は5兆7,309億円。
米中高官協議は今週末にスイスで開催される。
NYポストは、トランプ政権が計145%の対中関税を最低50%まで引き下げることを検討しており、早ければ来週にも実施される可能性があると報じた。
その他、ロシア大統領補佐官がロシアと米国の大統領の会談の実現が近づいていると語ったことも支援材料となった。
NTTデータが大幅続伸で、NTTは自社株買い発表で高い。
イビデン(4062)は、NTTデータの代わりに日経平均に採用されるのではないかという期待に加え、第4四半期の収益改善で大幅続伸となった。
関税不況の後退期待で、銀行株が買われた。
東邦亜鉛はビスマス急騰報道を材料視。
一方、三菱重工は今期予想がアナリスト予想を下回り売られた。
ダイキン工業は今期会社予想がチャレンジングとの見方で下落した。

業種別上昇率上位は倉庫運輸、銀行、保険、繊維、情報通信で、下落率上位は機械、医薬品、その他製品、紙パルプ、海運。(W)

関連記事