大引けの日経平均は2円安の2万8,868円、TOPIXは3ポイント安の1,981ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は790、下落銘柄数は953。出来高は9億6,965万株、売買代金は2兆4,062億円。
日経平均は直近2日で1,000円以上上昇したため本日は一服となった。
化粧品口コミサイト「＠コスメ(アットコスメ)」を運営するアイスタイルは米アマゾンが筆頭株主となることが注目され、ストップ高となった。
ジャフコ(8595)は旧村上ファンド系投資会社のシティインデックスイレブンスによる買い増しが注目され急騰した。8月15日に、5日時点でジャフコグループの保有比率が6.54％→11.87％に高まったことを大量保有報告で開示した。
これに対して、ジャフコからは15日に、4日と5日のシティインデックスイレブンスの面談で、51％を取得する可能性があると示唆されたため、大規模買付行為等への対応方針を導入すると発表があった。
岸田首相が全ての新型コロナ感染者「全数把握」の見直し検討を指示したため、エアトリやANAなど旅行関連が買われた。
一方、ソフトバンクグループは、アクティビスト(物言う投資家)として知られる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが保有株式をほぼ全て売却したと、英フィナンシャル・タイムズが報じたことを受けて下落した。
海運大手3社はBofA証券が投資判断を引き下げたことで安い。
その他、原油安を受けて石油関連が売られた。

業種別上昇率上位はその他製品、空運、サービス、精密、紙パルプで、下落率上位は海運、石油、鉱業、非鉄、保険。(W)