大引けの日経平均は26,751.24円の58.13円安、TOPIXは1,775.94ポイントの0.69ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は969、値下がり銘柄数は1,116。出来高は11億4,790万株、売買代金は2兆3,367億円。
日経平均は反落したが下げ渋りを見せ、TOPIXはもみ合い水準に戻した。
東京エレクトロンは7日ぶりに反落し、再生可能エネルギー関連のレノバも利食い売りに押された。エムスリーは4日続落。
NTTドコモの携帯料金引き下げで、楽天は価格競争力が低下するため売られた。
一方、SUMCOは16日続伸となった。
デンソー(6902)はゴールドマン・サックス証券が3日に投資判断を「中立」→「買い(コンビクションリスト)」に高めたことに刺激を受けた。
車両の電動化に対応したインバーターの拡販、先進安全製品のADASの拡販などにより、他の部品メーカーを上回る潜在的な台当たり成長力を有すると評価している。
政府が2030年代半ばをめどに国内でのガソリン車の新車販売をなくす目標を掲げる方向で調整に入ったことを受け、燃料電池車の水素ステーション向けの流量計のオーバルや電気自動車向け樹脂部品の三光合成、電気自動車向け充電スタンドのモリテックスチール、古河電池や電気自動車用モーターの澤藤電機が急騰した。
業種別下落率上位は空運、不動産、鉱業、情報通信、電力ガスで、上昇率上位は鉄鋼、繊維、海運、食品、輸送用機器。