TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 中東情勢で下落。半導体関連とアステラスが売られ、16年ぶり最高益の高島屋も安い。東電と海運は上昇
速報・市況2024年4月15日

☆[概況/大引け] 中東情勢で下落。半導体関連とアステラスが売られ、16年ぶり最高益の高島屋も安い。東電と海運は上昇

大引けの日経平均は290円安の3万9,232円、TOPIXは6ポイント安の2,753ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は690、下落銘柄数は911。出来高は16億886万株、売買代金は3兆9,857億円。
先週末の米国株安に加えて、13日にイランがイスラエルに対して、初の直接攻撃を行ったことを受けて、週明けの日経平均は下落した。
レーザーテックなどの半導体関連が売られ、アステラス製薬は業績予想の下方修正で下落した。
パソナは大幅減益でストップ安となった。
高島屋(8233)は免税品と高額消費により、2024年2月期に16年ぶりの最高益更新となったが、2025年2月期の増益率予想が鈍化することや、同時に公表した中期経営計画では配当方針を示したものの自社株買い方針を示さなかったため、利益確定の売りに押された。
東京電力は、柏崎刈羽原発7号機の原子炉への核燃料装填を原子力規制委員会が承認したことで買われた。
イランがホルムズ海峡近くでイスラエルに関連する貨物船を拿捕(だほ)したことや、ホルムズ海峡の封鎖も可能だと述べたため、海運株が上昇した。
テラスカイは今期の業績予想で、ベイカレントは増配と自社株買いでそれぞれストップ高となった。

業種別下落率上位は医薬品、空運、情報通信、その他製品、ノンバンクで、上昇率上位は電力ガス、海運、非鉄、石油、ゴム。(W)

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