TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 保ち合い。エーザイ反発、海運好調。東邦チタニウムはENEOSが親子上場解消検討と報じられ急騰。レーザーテック反落し、銀行と不動産安い
速報・市況2021年6月11日

☆[概況/大引け] 保ち合い。エーザイ反発、海運好調。東邦チタニウムはENEOSが親子上場解消検討と報じられ急騰。レーザーテック反落し、銀行と不動産安い

大引けの日経平均は9円安の2万8,948円、TOPIXは2ポイント安の1,954ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は709、値下がり銘柄数は1,363。出来高は12億2,115万株、売買代金は2兆9,082億円。
日経平均は2万9,000円を超えた水準では上値が重たく、保ち合いとなった。
SQ値は市場推計で2万9,046円。
エーザイが反発し、第一三共など他の医薬品も高く、職場接種に医師を紹介するエムスリーも買われた。
海運が好調を継続し、日本郵船と商船三井と川崎汽船は上場来高値を更新した。
東邦チタニウム(5727)はENEOSが親子上場解消検討と報じられ、完全子会社化の場合の買取価格や、売却の場合は入札価格が高くなるという期待から大幅高となった。
ラクスルは業績上方修正で買われた。
一方、レーザーテックは反落し、クボタやナブテスコなど機械が安い。
金利低下で銀行が売られ、オフィス空室率の上昇継続が響き、不動産も安い。
葬祭業の廣済堂は信用買い残が重く、ストップ安となった。
業種別上昇率上位は海運、医薬品、電力ガス、情報通信、石油で、下落率上は銀行、不動産、ノンバンク、機械、非鉄。(W)

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