大引けの日経平均は215円安の4万7,734円、TOPIXは7ポイント高の3,235ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は557、下落銘柄数は1,001。出来高は22億1,874万株、売買代金は5兆8,674億円。
1ドル=152円台半ばに円安が進行したため、物価高が国民生活を圧迫するという懸念から後場の日経平均は反落した。
米国でオクラルが下落したため、データセンタ―の競争激化警戒からソフトバンクグループや東京エレクトロンが安い。
一方、円安による物価高を警戒し、日銀による追加利上げが早まるという見方から銀行株と保険株が買われ、TOPIXは下落を免れた。
防衛関連は好調を継続。
経済安全保障推進法関連として、半導体向け高純度リン酸のリサイクルのラサ工業(4022)や蓄電池のGSユアサが買われた。
わらべや日洋は上期の業績上振れと増配発表で急騰した。
業種別下落率上位はゴム、精密、紙パルプ、化学、情報通信で、上昇率上位は非鉄、水産農林、保険、証券、銀行。(W)