大引けの日経平均は174円高の3万7,160円、TOPIXは18ポイント高の2,735ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,118、下落銘柄数は451。出来高は15億7,815万株、売買代金は3兆9,321億円。
米国金利低下による国内長期金利低下を受け、日経平均は一時388円高となったが、日米政府間の円安是正策への思惑から円高となり、上げ幅を縮めた。
トランプ大統領が原子力発電の増強命令の予定で、日本政府は防衛装備品の輸出拡大方針と報じられ、三菱重工や日本製鋼所(5631)が買われた。
日本製鋼所は原発関連では圧力容器用部品を手がけ、防衛関連ではレールガン(電磁砲)を開発している。
住友電工は決算説明会が勢いを感じさせる内容だったことで上昇した。
一方、gumiやセレスやマネックスといったビットコイン関連が反落。
IRジャパンは証券取引等監視委員会が22日に強制調査をしたためストップ安となった。
業種別上昇率上位はその他製品、非鉄、機械、保険、電機で、下落率上位は鉱業、証券、電力ガス、サービス、倉庫運輸。(W)