大引けの日経平均は230円安の3万7,298円、TOPIXは5ポイント安の2,732ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は747、下落銘柄数は816。出来高は18億1,276万株、売買代金は4兆1,957億円。
日米財務相会談を控え、円高となり日経平均は下落した。
一方、TOPIXの下げは軽微だった。
米ウルフスピードが破産申請を準備と報じられ、取引先のルネサスエレクトロニクスが安い。
SOMPOや東京海上は自社株買いを発表したがアナリスト予想に届かず売られた。
政府がミサイル攻撃を想定し地下シェルターを倍増させる計画が報じられたため、防衛関連が上昇した。
イスラエルによるイラン核施設への攻撃準備の可能性を示唆していると報じられINPEXなど石油関連も高い。
米国で利下げ見通しが遠のいたことを受けて、銀行株が値上がり。
ソシオネクストはSMBC日興証券による格上げを好感。
材料は不明だがレオパレス21(8848)がストップ高となった。なお、直近のレポートではみずほ証券は5月14日に、改修工事がほほ終了し、建て替え中心に新築受注を増やす見通しと解説していた。
業種別下落率上位は保険、その他製品、電機、サービス、精密で、上昇は鉱業、石油、紙パルプ、卸売、電力ガス。(W)