大引けの日経平均は447円高の4万5,493円、TOPIXは15ポイント高の3,163ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は929、下落銘柄数は630。出来高は17億1,431万株、売買代金は5兆3,141億円。
先週末の米国株最高値更新に加えて、オラクルがクラウド契約でメタと協議との報道を受けて、AI向け半導体需要の強さが意識され、レーザーテックや東京エレクなど半導体関連が買われた。
イビデンはAIサーバー向けICパッケージ基板の生産規模拡大計画が好感された。
村田製作所は、アップルのiPhone17の購入予約が好調で増産報道を受け、部品供給増加が期待された。
「スシロー」運営会社のFOOD&LIFEは中国の店舗数拡大計画で買われた。
自民党総裁選で小泉氏が優勢という見方となっているが、「2030年に訪日外国人6000万人を目指す」という観光政策を受けて、インバウンド関連として高島屋(8233)が買われた。
一方、中国発米国向けコンテナ運賃下落で海運は安い。
SCSKは完全子会社のネットワンシステムズとの経営統合を当初計画1年遅らせ、2027年4月としたことで売られた。
業種別上昇率上位は電機、石油、化学、銀行、輸送用機器で、下落率上位は海運、情報通信、医薬品、建設、空運。(W)