大引けの日経平均は168円安の4万3,546円、TOPIXは4ポイント安の3,116ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,056、下落銘柄数は511。出来高は19億8,152万株、売買代金は5兆780億円。
日経平均は反落した。
米国ワイオミング州のジャクソンホールで、カンザスシティ連銀が経済政策シンポジウムを8月21~23日開催し、パウエルFRB議長は22日に基調講演を行う。
インフレと雇用の板挟みに対して、FRB議長のスタンスが注目されているため、19日の東証は様子見姿勢となった。
ソフトバンクグループは10日ぶりに反落し、サンリオは6日ぶりに反落となった。
FRB議長の講演を控え、金融株も安い。
一方、第一三共は小細胞肺がん薬候補が米FDA(食品医薬品局)から画期的治療薬に指定されことで買われた。
関東電化はエフィッシモ キャピタルが保有目的を「経営陣への助言」に変えたことで上昇した。
古野電気(6814)は野村証券がレーティングを新規に「Buy」と発表したことで注目された。舶用電子機器大手で、新造船竣工量増加の恩恵を享受しており、製品搭載の船舶数増加に伴い高採算保守サービスの寄与も高まる見通しと紹介した。
業種別下落率上位はその他製品、銀行、非鉄、保険、証券で、上昇率上位は医薬品、不動産、倉庫運輸、電力ガス、金属。(W)