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速報・市況2025年8月14日

☆[概況/大引け] 反落。米財務長官の日銀後手発言が影響

大引けの日経平均は625円安の4万2,649円、TOPIXは33ポイント安の3,057ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は456、下落銘柄数は1,109。出来高は20億5,962万株、売買代金は5兆4,482億円。
日経平均は7日ぶりに反落した。
ベッセント米財務長官が日銀の政策は後手に回っていると述べ、利上げの必要性を指摘した。
これを受け、円高に向かい、三菱重工などの防衛関連や古河電工、トヨタが安い。
三菱商事や伊藤忠といった商社株が下落。
一方、サンリオとソフトバンクグループは買われた。
日銀の利上げ予想で銀行が上昇し、円高メリットのニトリが高く、米国金利低下メリットの住友林業も物色された。
ペット保険のアニコムHD(8715)は大和証券がレーティングを引き上げたことで急騰した。

業種別下落率上位は機械、卸売、輸送用機器、空運、精密で、上昇率上位は銀行、電力ガス、情報通信、証券、紙パルプ。(W)

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