大引けの日経平均は22,882.65円の326.21円安、TOPIXは1,604.87ポイントの11.02ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は568、値下がり銘柄数は1,543。出来高は16億6,610万株、売買代金は2兆8,251億円。
安倍首相が辞任の意向と報じられ、2時過ぎに日経平均は急落し一時614円安となった。
ソフトバンクグループやソニー、東京エレクトロンが売られ、セールスフォース関連のテラスカイは大幅反落。
エアトリ(6191)は新株予約権付社債の発行で大幅安となった。
その他、ライトオンやイズミといった小売も安く、中外製薬やJCRファーマなどの医薬品も軟調だった。
なお、FRBが27日、ゼロ金利政策を長く続けるため、物価上昇率が目標の2％を超えることを容認する新指針を発表した。これを受けて、米国で長期金利が上昇したことで金融株が買われ、インフレ期待が高まったことで不動産株も上昇した。
この流れを引き継ぎ、東証でもメガバンクや保険株、不動産株が買われたが、安倍首相辞任意向報道で上げ幅を縮めた。
業種別下落率上位は情報通信、小売、電機、情報通信、医薬品で、上昇率上位は保険、銀行、不動産、陸運、海運。