TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 小幅続落。海運や鉄鋼、化学、銀行が売られ、アップル関連も安い。レーザーテックは反発し、SHIFTは好決算で急騰
速報・市況2021年10月13日

☆[概況/大引け] 小幅続落。海運や鉄鋼、化学、銀行が売られ、アップル関連も安い。レーザーテックは反発し、SHIFTは好決算で急騰

大引けの日経平均は90円安の2万8,140円、TOPIXは8ポイント安の1,973ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は608、値下がり銘柄数は1,491。出来高は11億1,180万株、売買代金は2兆4,039億円。
日経平均は小幅続落。原油高による燃料費用上昇懸念で海運が売られ、IMFが経済見通しを下方修正したため景気敏感株の鉄鋼や化学が下落し、融資焦げ付きリスクが増えるという見方から銀行が下落した。
その他、アップルが長期化する半導体不足を理由に新型スマートフォン「iPhone13」の2021年の生産目標を最大1,000万台引き下げる見通しと報じられ、村田製作と太陽誘電は敬遠された。
堺化学は株式売出を発表したことで下落。
一方、レーザーテックは反発し、ソフトウエアテストのSHIFTは好決算で急騰した。
高配当利回り株の大手海運と武田がさえないため、JTに資金が向かった。
サインポスト(3996)は上期決算が営業赤字で朝方売られたが、JR東日本との合弁会社「TOUCH TO GO」がグローリーと資本業務提携したと発表したことで買われた。
業種別下落率上位は海運、鉄鋼、ゴム、銀行、保険で、上昇率上位は不動産、水産農林、建設、食品、非鉄。(W)

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