大引けの日経平均は96円高の5万8,850円、TOPIXは58ポイント高の3,938ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,428、下落銘柄数は147。出来高は31億818万株、売買代金は9兆9,030億円。
米国でエヌビディアが下落したため、日本でもアドバンテストなど半導体関連やフジクラなどデータセンター関連が売られ、日経平均は一時622円安の5万8,130円となった。
ただ、TOPIXは寄り付きこそ値下がりしたものの、プライム市場全体では上昇銘柄数が多かったことからすぐに上昇に転じた。日経平均も11時以降は下げ幅を縮め、後場は小幅高となった。
エヌビディアは米国でアナリストから目標株価の引き上げが相次いだが、株価が下落したのは、大手クラウド企業による設備投資が今後も同水準で継続するのかという懸念や、メタなどの大口顧客がAMDへの分散を進めるほか、大手クラウド企業が自社開発のカスタム半導体投資を強化していることから、将来的にエヌビディアの市場シェアや価格決定力が徐々に圧迫される可能性が懸念されたようだ。
DOWA(5714)と住友鉱山は大和証券による目標株価の引き上げで大幅高となった。世界的なインフレ進行や通貨への信認低下、鉱石需給のタイト化などが引き続き非鉄市況を支えるとみている。
ユニチカが大幅続伸。
大成建設が2万円に乗せた。工場やデータセンターの建設案件と積極的な株主還元が期待されている。
楽天銀行は大幅続落。楽天グループが銀行、カード、証券などの組織再編を検討しているため、再編による既存の株主価値の希薄化リスクや経費が警戒されている。
業種別上昇率上位は石油、鉱業、建設、水産農林、その他製品で、下落は精密。(W)
