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速報・市況2025年5月7日

☆[概況/大引け] 日経平均は大引けで売りが出て小幅安

大引けの日経平均は51円安の3万6,779円、TOPIXは8ポイント高の2,696ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,036、下落銘柄数は550。出来高は16億6,959万株、売買代金は3兆8,353億円。
米国FOMCの結果発表を控え、もみ合いだったが、大引けでは売りが出た。
トランプ大統領が今後2週間内に医薬品に対する関税を発表予定で、住友ファーマやエーザイなどの医薬品株が下落した。
また、トランプ大統領が外国で製作された映画に対して100%の関税を課す方針を示したため、傘下に映画事業会社のソニー・ピクチャーズを擁するソニーグループ(6758)が安い。
川崎重工はモルガン・スタンレーMUFG証券が相対的割高感を理由に投資判断を「Underweight」に下げたことが影響した。
一方、ウォーレン・バフェット氏が5大商社を「今後50年間売却することなど考えないだろう」と述べたため丸紅などが高い。
東京エレクトロンは米AMDの売上見通しがアナリスト予想を上回ったことを受けて、連想買いが入った。
良品計画は直営既存店とオンラインストアの合計の売上高が15カ月連続で前年比増収だったことが好感された。

業種別下落率上位は医薬品、輸送用機器、化学、精密、鉱業で、上昇率上位は空運、卸売、保険、銀行、倉庫運輸。(W)

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