大引けの日経平均は24,025.17円の174.60円高、TOPIXは1,740.53ポイントの5.37ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は860、値下がり銘柄数は1,216。出来高は12億3,406万株、売買代金は2兆3,629億円。
米国が中国を為替操作国の指定から解除したことを受けて、日経平均は24,000円を回復したが、その水準では上値が重く、東証1部全体では下落銘柄数の方が多い状態だった。
ソフトバンクグループやソニー、ファーストリテイリングが買われ、太陽誘電とレーザーテックも高い。
その他、日本製鉄とJFEは大和証券がレーティングを「3」→「2」に引き上げたことで買われた。
ベクトル(6058)は9~11月期が大幅増益だったため急騰した。
竹内製作所は通期業績予想を下方修正したが、悪材料出尽くしと受け止められ、急騰した。
逆に吉野家は業績予想を上方修正したが、好材料出尽くしで急落した。
なお、良品計画は通期の業績予想を下方修正したことが失望され、ストップ安となった。
業種別上昇率上位は鉄鋼、電機、情報通信、化学、非鉄で、下落率上位は石油、鉱業、紙パルプ、電力ガス、倉庫運輸。