TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は724円高、権利付き最終日が作用し高値引け
速報・市況2020年3月27日

☆[概況/大引け] 日経平均は724円高、権利付き最終日が作用し高値引け

大引けの日経平均は19,389.43円の724.83円高、TOPIXは1,459.49ポイントの60.17ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,995、値下がり銘柄数は148。出来高は23億6,833万株、売買代金は3兆9,093億円。
米国株大幅高に連れ高して始まり、朝方の買い一巡後に伸び悩んだが、後場は権利付き最終売買日の思惑で堅調度合いを増し、高値引け。
大和証券では、日本では年度末にはETFの配当落ち分を先物でカバーするため、本日の引け際から来週月曜日にかけて7,500億円程度の先物買いが期待されると解説している。
トヨタやソニー、東京エレクトロン、武田薬品などのコア銘柄が買われ、ソフトバンクグループは小反発。
配当取りの動きで東京ガスなど電力ガス株が高く、大林組などの建設株も上昇した。
一方、JXTGは赤字見通しで売られた。
製造業派遣のUTグループは不測の事態に備えて手元資金を確保しておくために、2020年3月期は無配と発表し大幅安となった。
東芝機械(6104)は臨時株主総会で、旧村上ファンド側の持ち株比率を引き下げる買収防衛策の導入が可決された。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンはTOBを撤回する方針となり、株価は急落した。
業種別上昇率上位は精密、電力ガス、医薬品、建設、金属で、下落は石油。

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