TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は8連騰で3万円回復。ソフトバンクGやレーザーテック、レノバが好調継続。トヨタの車載電池投資計画で戸田工業が急騰
速報・市況2021年9月8日

☆[概況/大引け] 日経平均は8連騰で3万円回復。ソフトバンクGやレーザーテック、レノバが好調継続。トヨタの車載電池投資計画で戸田工業が急騰

大引けの日経平均は265円高の3万181円、TOPIXは16ポイント高の2,079ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1,599、値下がり銘柄数は474。出来高は13億2,022万株、売買代金は3兆6,724億円。
日経平均は8日続伸となり、終値では4月5日以来となる3万円乗せとなった。
金曜日のSQを控え、買い戻しが入っているが、岸田前政調会長が経済政策を発表し、「令和版所得倍増計画」を説明したことも好感された。
ソフトバンクグループは保有するTモバイルの一部売却で上昇した。
インテルが欧州に半導体工場を2カ所建設すると発表したことを受けて、半導体需要が旺盛と受けとめられ、レーザーテックや東京エレクトロン、アドバンテストが高い。
次期自民党総裁にも地球温暖化対策の政策は継続されそうなことから、再生可能エネルギー関連のレノバは好調を継続した。
トヨタの車載電池投資計画に触発され、リチウムイオン電池の正極材料を手掛けている戸田工業(4100)が急騰した。
一方、日経平均への採用が決まり、昨日にぎわった任天堂と村田製作所は反落した。
NIPPOはTOB価格にサヤ寄せして下落した。
大手海運株は足踏み。
業種別上昇率上位は情報通信、紙パルプ、金属、銀行、サービスで、下落はその他製品、空運、水産農林、海運、食品。(W)

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