TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米ギリアドの初回治験失敗が失望され反落。空運と証券が下落。武田は大衆薬子会社の売却観測報道で高い
速報・市況2020年4月24日

☆[概況/大引け] 米ギリアドの初回治験失敗が失望され反落。空運と証券が下落。武田は大衆薬子会社の売却観測報道で高い

大引けの日経平均は19,262.00円の167.44円安、TOPIXは1,421.29ポイントの4.69ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は887、値下がり銘柄数は1,201。出来高は13億2,710万株、売買代金は2兆733億円。
米ギリアド・サイエンシズが新型コロナウイルス感染症治験薬で初回治験に失敗したと報じられたことが失望され、日経平均は反落した。
米インテルが通期の売上高予想を取り消したため、東京エレクトロンは売られた。
空運株が反落し、マネックスなどの証券株も安い。
東京都がスーパーでの買い物頻度を減らすよう呼びかけたことを受けて、イオンは混雑状況によっては傘下スーパーで入場制限をする可能性があると発表し下落した。
一方、武田薬品(4502)は大衆薬子会社を売却するという観測報道で、売却益による財務改善が期待された。
中外製薬は新型コロナウイルスによる重症肺炎治療薬を年内に製造販売申請を目指すことで買われた。
ネットワンシステムズは好決算で大幅高。
フォーカスシステムズは、出資先のFRONTEOがAIを使い、新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補を既存薬の中から複数見つけることに成功したと報じられ、ストップ高になったことが好感された。
業種別下落率上位は空運、証券、電力ガス、海運、紙パルプで、上昇率上位は石油、保険、医薬品、精密、鉱業。

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