TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米国株急落を受け広範囲に下落。海運や値がさハイテク、リクルート、SBIが下落。スクエニと三菱重工、岩谷産業は高い
速報・市況2022年5月19日

☆[概況/大引け] 米国株急落を受け広範囲に下落。海運や値がさハイテク、リクルート、SBIが下落。スクエニと三菱重工、岩谷産業は高い

大引けの日経平均は508円安の2万6,402円、TOPIXは24ポイント安の1,860ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は468、下落銘柄数は1,313。出来高は12億6,439万株、売買代金は3兆163億円。
米国株急落を受けて広範囲に下落。日経平均は前場一時761円安となったが、日銀によるETF買い観測で後場は下げ幅を縮めた。
海運と東京エレクトロンやキーエンスなど値がさハイテク株とリクルートやSBIの下げが目立った。
サウジアラビアの政府系ファンドが任天堂など日本のゲーム株を相次ぎ取得したことを受けて、スクウェア・エニックスやコナミに連想買いが入った。
三菱重工が6日続伸。ガスタービン市場で高いシェアを持ち、原子力発電プラントでも豊富な実績があるため、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、各国がロシア産原油と天然ガスからの依存度脱却を目指すエネルギー戦略の転換が追い風になると期待されている。
水素関連の岩谷産業(8088)は5日続伸。EUがエネルギーの脱ロシア化戦略の1つとして水素利用を推進していることが、支援材料となっている様子。

業種別下落率上位は海運、保険、サービス、精密、小売で、上昇は電力ガス、鉄鋼。(W)

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