TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米大統領がファーウェイを交渉材料にする考えを示唆し、TOPIXは小幅高に
速報・市況2019年5月24日

☆[概況/大引け] 米大統領がファーウェイを交渉材料にする考えを示唆し、TOPIXは小幅高に

大引けの日経平均は21,117.22円の33.92円安、TOPIXは1,541.21ポイントの0.63ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,180、値下がり銘柄数は867。出来高は12億4,671万株、売買代金は2兆1,284億円。
米国商務省が通貨安誘導国に関税検討で1ドル=109円台半ばに円高が進み、東証はほぼ全面安で始まった。
しかし、トランプ米大統領が、禁輸措置を取った中国のファーウェイについて、対中貿易協議での交渉材料にする考えを示唆したことから、ハイテク分野での米中対立の激化に対する過度な懸念がやや和らぎ、日経平均は下げ幅を縮めた。
ただし、東京エレクトロンや原油安の影響でコスモエネルギーなどの石油関連株は売られ、トラストテックは立会外分売を発表したため下落した。
半面、ファーウェイ関連の村田製作所(6981)は反発し、DeNAや楽天が高い。
レオパレス21(8848)は、旧村上ファンド関係者が運営する投資会社レノなどが共同保有比率を16.18%に高めたことが判明し、大幅続伸となった。
業種別下落率上位は鉱業、石油、海運、電機、空運で、上昇率上位は証券、不動産、鉄鋼、情報通信、紙パルプ。

関連記事